施工方法と技術

現行市販製品と施工方法の問題点
<市販の抗菌塗料>
1. 露出性
  抗菌・防カビ塗料の多くは、塗料と抗菌剤を混ぜ合わせたものであり、塗料の主要成分である樹脂(ワニス)が抗菌剤を覆ってしまいます。また、ハケ塗りやローラー塗りは、塗装膜の厚み(塗膜厚)が比較的厚いため、抗菌剤粒子の多くが埋もれてしまい、細菌との接触が限定的となってしまいます。
2. 分散性
  一般的な抗菌塗料は、抗菌粒子の分散間隔が不明確であり、施工者によって性能のバラツキがでてしまいます。また、施工前に行う塗料の撹拌作業が不十分だと、抗菌剤が均一に分散されず、効果にバラツキがでてしまいます。
3. 耐久性
  バインダー(接着樹脂等)を利用した抗菌剤は耐久性が乏しく、短期間で風化してしまいます。アルコールの入った洗剤や薬品洗浄にも弱く、洗浄後は抗菌剤が除去されてしまいます。

<在来の製品・施工方法>
エアゾール形式による、スプレー缶(主に家庭向け)

自動噴霧器を使用したコーティング(簡易施工向け)

技術者による塗装機器(スプレーガン・エアーラップ)を用いたコーティング

いずれも溶液中に配合されたバインダーによる付着であり噴霧方法からミストサイズも大きく、付着分散も粗である。銀の変色による不具合や付着力が弱く、持続性・信頼性に欠ける。
既存光ギンテック製品の付着原理と 添加物残存予想図及び不具合例


<抗菌剤を混ぜ込んだ、既存の抗菌塗料・抗菌プラスチック>
混ぜ込んだ抗菌粒子は、製品表面に1〜2%程度しか露出しない。
抗菌粒子の露出量が不確定な為、安定した抗菌効果が得にくい。
十分な抗菌効果を得るために、抗菌微粒子の含有量を多くしなければならない為、コスト高となる。
抗菌剤を混ぜ込んだ、既存の抗菌塗料・抗菌プラスチック



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露出性
  ナノサイズの抗菌微粒子を塗膜表面に食い込ませ、表面に露出させることにより、菌へ直接アタックします。抗菌微粒子が塗膜内に埋もれることなく、菌との接触率を高め増殖を防ぎます。
分散性
  静電塗装の技術を応用している為、抗菌剤の噴霧ミストが非常に小さく、均一にコーティングすることが可能です。ナノサイズの抗菌微粒子を高密度に分布させ接触率を高めることができます。
耐久性
  塗膜と抗菌微粒子を一体化させてある為、アルコールや薬品洗浄にも除去されることなく抗菌効果を持続します。 また、耐久性は塗膜性能に依存している為、施工場所(設置場所)に合わせて幅広く対応することができます。

◆抗菌微粒子の露出量
ナノサイズの抗菌微粒子を表面に露出させ、すべての抗菌微粒子を有効にします。
粒子径の1 /2程度が表面に露出している為、菌に直接アタックします。
有効な抗菌微粒子

◆抗菌微粒子の食い込み状態(断面)
「光ギンテック」抗菌微粒子間隔 

◆抗菌微粒子の表面固着間隔(分散密度へのこだわり)
病原菌 病原菌(黄色ブドウ球菌:700nm〜1μm、大腸菌:2〜5μm、人インフルエンザウィルス:90nm)
光ギンテック抗菌微粒子径 光ギンテック抗菌微粒子径 60nm〜80nm
接触 光ギンテック抗菌微粒子に接触 メタル銀(Ag+イオンの発生)により死滅
抗菌微粒子の表面固着間隔
  「光ギンテック」抗菌微粒子に接触
  メタル銀(Ag+イオンの発生)により死滅
抗菌微粒子の表面固着間隔
  「光ギンテック」抗菌微粒子間隔が狭いほど抗菌効果は増大し、
より小さなサイズの細菌・ウイルスに有効
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