用語集



抗菌
抗菌は、(細)菌の増殖を阻止することである。繁殖を阻止する対象や程度を含まない概念。経済産業省の定義では、対象を細菌のみとしている。
光ギンテックでの抗菌は、抗菌微粒子と抗菌微粒子の間に菌が存在しその菌が増殖していった場合でも、必ず抗菌微粒子に接触しそこで菌は死滅するので、一定以上の繁殖はしないと言う意味で使用している。
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防カビ
防カビは、真菌の増殖を阻止することである。防カビといっても数種類の真菌にのみ効果があるものから、数百種類に効果のあるものもあり、持続期間もメカニズムもまちまちである。それゆえ建築物に発生する恐れのあるカビ全てに対応できるタイプでなければ、カビを防止することは出来ない。 殺菌や除菌に用いる次亜塩素酸ナトリウム消毒用エタノールは、短時間で」殺菌効果がなくなるため、塗布しても継続的な防カビ効果は無い。
このように薬剤によるカビの増殖阻止は難しいが、抗菌微粒子は選択性が少ないので多種類のカビに効果があると考えられ、継続的な効果が期待できる。
※詳細は「評価」をご覧ください
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殺菌
殺菌は、文字通り菌を殺すことである。殺す対象や程度を含まないため、極端な話をすれば一割の菌を殺して九割が残っている状態でも「殺菌した」ということは可能である。このため、その有効性に対する保証は厳密にはない。ある食品を滅菌(あるいは消毒)したという場合は、その後の微生物の混入や増殖がない限り、すべての微生物が存在しない(あるいは食べても発病しない)ことを示すが、「殺菌した」という場合には必ずしもその保証はない。
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滅菌
滅菌は、有害・無害を問わず、対象物に存在しているすべての微生物およびウイルスを死滅させるか除去することである。確率的な概念からは菌数をゼロにすることはできないので、無菌性保証レベルが採用され、滅菌としての定義にはSAL≦10-6 (100万分の1以下)が国際的に採用されている。
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消毒
消毒とは、広義では人体に有害な物質を除去または無害化することである。狭義では対象物に存在している病原性のある微生物を、その対象物を使用しても害のない程度まで減らすことである。すべての微生物を殺すことではないので注意が必要である。
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除菌
除菌は、対象物から菌を除いて減らすことである。手を水で洗うことから、ろ過などにより菌を取り除くなど、様々な程度の範囲がある。対象や程度を含まない概念である。
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食品の安全性
意図した使用法に従って調理及び/または喫食した場合、消費者に危害をもたらさない食品であることの保証をいう。
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食品衛生
フードチェーンの全ての段階で、食品の安全性と適合性を確保するために必要なあらゆる条件と方法をいう。
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汚染
細菌・ガス・化学物質、放射能などの有毒成分やちりなどで汚れること。食品関係では、食品または食品の周辺に汚染物が導き入れられ、あるいは発生すること。
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病原大腸菌
ヒトや動物の腸内や自然環境に広く存在し、通常病原性はないが、いくつかの大腸菌はヒトに病原性をもち、これらを総称して病原大腸菌(又は下痢原性大腸菌)と呼ぶ。一般に病原菌として認知されているO157は、腸管出血性大腸菌のことで、75℃で1分間以上の加熱で死滅する。
◎光ギンテックは、病原性大腸菌への抗菌効果試験を実施済み。≫
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黄色ブドウ球菌
黄色ブドウ球菌は、人の手指、鼻前庭、咽頭などに常在し、自然界に広く分布している。
黄色ブドウ球菌が食品中で増殖し、産生した毒素(エンテロトキシン)を摂取することによって毒素型食中毒が発症する。特に人の手指を介して食品を汚染するので、手指の洗浄はもちろん、手指に傷のある人は食品加工に配置しないなどの汚染防止策が必要となる。
◎光ギンテックは、黄色ブドウ球菌への抗菌効果試験を実施済み。≫
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緑膿菌
緑膿菌は、自然環境中に存在する代表的な常在菌の一種である。ヒトに対する病原性があり、健常者に感染することはほとんどないが、免疫力の低下した人には感染して緑膿菌感染症の原因となる。日和見感染や院内感染の原因菌として医学上重要視されている。
◎光ギンテックは、緑膿菌への抗菌効果試験を実施済み。≫
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MRSA
MRSAは黄色ブドウ球菌が耐性化した病原菌であり、病院で見られることが多く、入院中の患者に発症する院内感染の起炎菌としてとらえられている。
◎光ギンテックは、MRSAへの抗菌効果試験を実施済み。≫
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リステリア菌
リステリア菌は、食中毒菌の一種で、人畜共通感染症(伝染病)を発症するために、ヒトや動物の敗血症、髄膜炎など致命率の高い感染菌の病原菌として知られている。
免疫が弱っている場合に発症し、免疫が非常に弱い場合には重症になることがある。
◎光ギンテックは、リステリア菌に対する抗菌効果試験を実施済み。≫
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ウイルス
0.01〜0.05ミクロン。ウイルスは、それ自体を複製させうる宿主(しゅくしゅ)(ウイルスの寄生対象となる生物)細胞内に入って増生(増殖)し、それに伴って宿主にいろいろの影響を及ぼす。風邪やインフルエンザのウイルス、ノロウイルス、麻疹ウイルス、など。
光ギンテックは、インフルエンザウイルスに対する不活化効果試験を実施済み。
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ノロウイルス
ノロウイルスとは非細菌性急性胃腸炎を引き起こすウイルスの一種である。カキなどの貝類による食中毒の原因になるほか、感染したヒトの糞便や嘔吐物、あるいはそれらが乾燥したものから出る塵埃を介して経口感染する。手洗いによって物理的に洗い流すことが感染予防につながる。
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鳥インフルエンザ
A型インフルエンザウイルスによる鳥類の病気。遺伝子が変異し、ヒトの新型インフルエンザの原因となることが懸念されており、世界的に警戒されている。 鳥インフルエンザの病鳥や死鳥と濃厚に接触した場合に感染がまれに起こる場合がある。
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院内感染
病院や医療機関内で、新たに細菌ウイルスなどの病原体感染すること。特に薬剤耐性の病原体や日和見感染によるものを指す場合が多い。
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感染経路
感染経路には次のようなものがある。

1.触感染、 2.経口感染、 3.飛沫感染、 4.空気感染、 5.血液感染、 6.手術による感染

病院の建築設計では、院内感染の防止のため、動線の交差を避ける配慮が推奨されている。感染や事故につながる廃棄物等の運搬経路は、患者動線と完全分離することが望ましいとされる。
光ギンテックは、Ag+粒子が細菌やウイルスの増殖を抑えるので、院内の天井、壁、間仕切り、床、ドアなどへの施工は院内感染の予防になる。
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SIAA
抗菌製品技術協議会のことで、抗菌剤・抗菌製品の性能や安全に関する統一した規格・基準とその表示方法とからなる「自主ルール」を定め、よりよい品質と安全性を確保した抗菌剤と抗菌製品を利用者に提供し普及させること、これらに関する情報を公開することを目的として活動している団体。
※詳細は「抗菌製品技術協議会」ホームページをご覧ください
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MIC(最小発育濃度)
試験体(当社では光ギンテック)が、微生物の発育を抑制する最小濃度のこと。被検査物質(抗生物質など、本件の場合は光ギンテック)を適度に順番に薄めた溶液に、特定な微生物を接取し、培養し、発育するかどうかを検査し、発育阻止が認められた最小濃度をいう。この数値が低いほど微生物の発育を阻止する効果が大きいといえる。単位は(μg/ml)だが、一般的に用いられるppmと同じ。
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LD50(半数致死量)
LD(致死量)とは、人または動物を致死させる投与量のことで、化学物質を実験動物集団に経口投与等により投与した場合に、ある日数のうちに、その動物の50%が死に至る量(通常は物質量mg/kg体重で示す)をいう。
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HACCP
食品衛生管理手法の一つ。危害分析重要管理点方式とも言う。原材料の受入から最終製品に至る一連の工程の各段階で発生する危害を分析し、重要な工程は連続式に監視することにより製品の安全性を保証しようとする衛生管理法。1995年に食品衛生法の中に、「総合衛生管理製造過程」としての承認制度が導入され、国や各自治体でHACCPの導入が推奨されている。
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光触媒(二酸化チタン)
光触媒は太陽や蛍光灯などの光が当たると、その表面で強力な酸化力が生まれ、接触してくる有機化合物や細菌などの有害物質を除去することができる環境浄化材料である。
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銀(シルバー)
元素記号のAgは、ラテン語での名称「argentum」(輝く物)に由来する。銀は比較的人体への毒性が低い※1、※2とされており、単体銀は食品添加物の着色料※3として用いることが出来る。
銀イオンは細菌などに対して強い殺菌力を示すため、現在では広く抗菌剤として使用されている。
   
※1 銀については 「水質汚濁に係る環境基準について人の健康の保護に関する環境基準 別表1」(環境省)に該当しない。
※2 銀については 「土壌の汚染に係る環境基準について土壌環境基準 別表」(環境省)に該当しない。
※3 厚生労働省 食品添加物のページ 既存添加物名簿の104
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塗装
塗装(とそう)とは、材料の表面を塗料の皮膜で覆う表面処理の一つであり、一般的に物体の装飾保護、防(ぼうせい)を目的として行われる。主な塗装方法として、ハケ塗り、ローラー塗り、吹付塗装等さまざまな方法がある。 スーパー抗菌コートAgは、静電塗装を応用した独自開発の塗装方法であり、光ギンテック本来の抗菌性能を十分に発揮させる為の工法である。
※詳細は「塗膜一体化技術」をご覧ください
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